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地学実験教室[2月17日] [千葉県地学教育研究会]


地学実験教室の第3回です。16名の方が参加して下さいました。今回は小学校の先生方が多く,「理科は専門外」「地学は教わったことがない」という方ばかりでした。地学教育を広めたい,地学の指導で苦労している先生方のお手伝いをしたい,という目的が少しは達成できたようで,うれしく思いました。今年度はこれで最後ですが,来年度は回数も増やし,もっと多くの方に参加していただけるよう頑張ります。






流山東高校の町田先生から,地震教材の発表がありました。写真は,ようかん・こんにゃく・プリンを使った,地盤の固さによるゆれ方の違いを見る実験。






水槽に砂と水を入れた液状化実験。発泡スチロール球・岩石・割り箸を使って,実際の建物の被害について学べます。






岩石の研磨剤を使って,液状化をおこす粒子の大きさと水の量について確かめる実験。粗い粒と細かい粒を混ぜると,少ない水でも液状化がおこります。その他にも,角材を折って前震・本震・余震について説明する実験など,生徒の様子を交えながら丁寧に説明してくださいました。






今回は,私も実験を紹介しました。シャボン液を使った対流実験です。実験レシピはGeoPhoto地学の画像・動画集(http://www016.upp.so-net.ne.jp/geophoto/index.html)で公開しています。






会員の古滝先生からは,ガーゼを使った関東ロームの椀かけ法(火山灰中の鉱物を洗い出す作業)が紹介されました。普通,1時間程かかる作業が,10分程で終了。しかも,使う水は500mlペットボトル1本分で,流しのない教室でもできてしまいます。






最後は,若松高校の米澤先生から地球カレンダーならぬ地球日程表(?)の紹介。46億年の歴史を1日に凝縮してしまいます。


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