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 [hawaii]

マウナケア山頂を目指して,車を走らせる。車を降りて歩くと,たいした傾斜ではないのにすぐに息が上がる。すでに標高は,4000mを越えているはずである。足下に,動物の下顎骨が落ちている。どこから来たのだろう?草木もなく,過酷な環境である。

マウナ・ケア山頂の夕日 [hawaii]

山頂付近は,相変わらず雲に覆われたまま。日没前後にわずかに晴れ間が現れたが,期待した夕日は見られなかった。

マウナ・ケア山頂の夕日2 [hawaii]

この日の日没は,19時05分。”チリチリッ”を感じなくなった頃,陽は西に傾いて雲海をオレンジ色に染め始めていた。上空は晴れているが,西側から雲がわき上がってくるため夕日は見えない。

マウナ・ケア山頂の日没 [hawaii]

日没後,銀色のドームが微かに赤い。だいぶ雲がとれてきたが,下から再びガスが上がってきた。

マウナ・ケア山頂の月 [hawaii]

山頂を周回する道路の東側にスコリア丘があり,その最高点がマウナ・ケアの頂上である。雲が流れ去ると月がのぼり始め,空と雲海の境目が薄いピンク~紫色に染まっていた。

すばる望遠鏡 [hawaii]

マウナ・ケア山頂には,いくつもの天体観測ドームが建っている。日本のすばる望遠鏡は,円筒形の外観のためすぐにわかる。

氷河削痕 [hawaii]

氷河が流れたときに刻まれた筋状の傷跡が,溶岩の表面に残されている。

モレーン [hawaii]

マウナ・ケアの山肌は風化が進み,砂礫で覆われている。最終氷期,マウナ・ケアの山腹には幾筋もの氷河が発達していた。氷河によって削り取られた大小さまざまな礫が,氷とともに運ばれて堆積したモレーン(moraine)がいたる所に見られる。

マウナロアにかかる雲 [hawaii]

マウナ・ケアを車で登っていく途中,ようやく晴れ間が見えてきた。マウナ・ロアを覆う強大な手の様に,南側から雲がわき上がってきた。

マウナロアの雹 [hawaii]

マウナ・ロアの気象観測所に向かう途中,赤いスコリアに混ざって雹が積もっていた。ヒロやコナでは天気が悪くてもマウナ・ロアやマウナ・ケアの山頂付近は晴れていることが多いと聞いていたが,この日は違っていたようである。日中は雨と雷であった。

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