骨 [hawaii]
マウナケア山頂を目指して,車を走らせる。車を降りて歩くと,たいした傾斜ではないのにすぐに息が上がる。すでに標高は,4000mを越えているはずである。足下に,動物の下顎骨が落ちている。どこから来たのだろう?草木もなく,過酷な環境である。
マウナ・ケア山頂の夕日2 [hawaii]
この日の日没は,19時05分。”チリチリッ”を感じなくなった頃,陽は西に傾いて雲海をオレンジ色に染め始めていた。上空は晴れているが,西側から雲がわき上がってくるため夕日は見えない。
モレーン [hawaii]
マウナ・ケアの山肌は風化が進み,砂礫で覆われている。最終氷期,マウナ・ケアの山腹には幾筋もの氷河が発達していた。氷河によって削り取られた大小さまざまな礫が,氷とともに運ばれて堆積したモレーン(moraine)がいたる所に見られる。